入園について
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1.市町村役場の窓口で情報を集めよう
iタウンページを引いて保育園探しというのは、最後の手段にしてください。iタウンページでは、認可保育園も、ベビーホテルも、格安料金をうたって大きな宣伝を出していたりします。
市役所・区役所・役場には情報提供する責任があります
認可保育園、助成を受ける認可外保育園、市区町村の保育ママなどの情報は市区町村の役場で入手できます。
「保育園案内」などの印刷物をもらって、疑問に思っていることは質問してみましょう。市区町村には、保育施設に関する情報を提供する責任がありますので、遠慮することはありません。
保育園案内には、認可保育園のリストが載っており、各園の受け入れ年齢や保育時間がわかり、保育料、申請方法なども解説されています。希望者が定員を上回った場合の選考基準は公開すべきものですが、していない市区町村もあるようです。各園の詳しい情報(施設概要、保育方針、行事)を、その場で閲覧できるところもあります。
待機児の多い地域では
気になるのは希望園に入れるかどうかです。「募集数は?」「例年の待機児童数は?」「どんな人が申し込んでいるか?」「入れる可能性は?」「近辺で入りやすい園は?」など、質問してみましょう。もしも「入れない可能性が高い」ということなら、他の預け先についても相談してみるといいでしょう。同じ市区町村の制度でも、助成を受ける認可外施設や、保育ママは担当が違う場合があります。認可保育園の書類しかもらえない時は、「認可外施設の助成制度や保育ママ制度はありますか?」と確認をしてみてください。
この他、21世紀職業財団のフレーフレーテレフォンで保育サービス情報が得られる場合もあります。
自治体によっては保育コンシェルジュなどがあり、相談に乗ってくれます。
2.入園申請の手順と必要書類
認可保育園や認定子ども園に入園したい時には、市区町村から指定された書類を揃えて提出しなくてはなりません。いつ、どうすればよいのでしょう。
申請はいつでもできる
4月入園を除く年度中の入園の場合は、入園希望日の前月の中旬くらいまでに窓口に申請すれば、受け付けてもらえます。(窓口は、自治体によって名称が異なる場合があります。大網白里市は子育て支援課です。)
市区町村では、申請内容を見て入園資格があるかどうかを審査します。問題がなければ「入園承諾」となりますが、この時希望者が保育園の定員を上回っていた場合は、保育の必要性をはかる「優先順位」に基づいて「選考」し、入園者を決定することになります。
待機児童って?
惜しくも選考に漏れた場合は、希望の園に欠員が出るまで待つことになりますが、これを「待機」といいます。申請を取り下げなければ、自動的に申請は保留され、1年間は毎月の入園審査にかけられます。保留期間は1年より短い場合もあります。
4月入園は特別スケジュール
保育園も3月で年長児が卒園しますので、4月がもっとも募集児童数が多くなります。そのため、入園申請も集中します。都市部の市・区では、多数の申請を処理するために、4月入園は特別スケジュールで受け付けをしています。表のように、だいたい前年11月12月ごろから申請を受け付け、1月には締め切っています。(緊急の場合はその後も申請を受け付ける場合もあります。)
※自治体によってスケジュールが異なりますので、必ず問い合わせをしてください。
11月下旬~12月上旬 | 申請受け付け |
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1月~2月 | 審査・面接 |
2月中旬 | 選考会議 |
3月上旬 | 結果通知 |
3.自治体への申請から入園までの流れ
プロセスは市区町村によって多少異なっています。選考会議の前に園や役所と面接をする地域もあります。
1.申請書の受け付け
翌月1日からの入園について毎月中旬までに受け付け。
※4月入園は別スケジュール
2.審査
勤務先や自宅に電話や訪問で、申請内容に間違いがないか確かめる。
3.選考会議
毎月20日ごろに行う。申請内容から優先順位を判定して入園者を選考。
4.入園内定
結果を電話か郵送で通知。
5.面接・健康診断
各保育園で行う。
6.入園決定
入園承諾書を送り、保育料などを知らせる。
7.入園
入園となります。